◎血圧脈波検査装置(PWV/ABI)について
☆ABI・PWV検査はどのように行うのか?
ベッドの上で仰向けになり両側の足首と上腕に血圧計の帯(カフ)・心
電図の電極・心音マイクを装着します。
ABIとPWVを同時に測定しその結果をコンピューターによる解析で数値化します。所要時間は5分程度です。
☆ABI検査で何がわかるのか?
ABI検査は足首と上腕の血圧を測定し、その比率を計算したもので
す。動脈硬化の進行程度、血管の狭窄や閉塞などが推定できます。
☆PWV検査で何がわかるのか?
PWV検査は、心臓の拍動が動脈を通じて手や足にまで届く速度のこ
とです。動脈壁が厚くなったり、硬くなったりすると、動脈壁の弾力性
がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。数値が高いほど動脈
硬化が進行していることを意味します。